およそ20年ぶりに吉本ばなな作品を手に取りました。
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『「親が死ぬのを見るのはほんとうにおっかないものなんだ。でも、それを経験するのは他のことに替えがたい大事なことだったとあれからずっと思ってる。そのことから逃げると、その後の人生、ずっといろんなことから逃げることになる」
これはほんとうのことだった。死に目のことではない。親が弱って死んでいくのを見ること、その流れを受け入れること。花が枯れていくように、野菜が腐っていくように、自然の止められないなにかを見て、ただ受け入れることだ。』
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