「祇園祭」
2008/07/17 08:00
今日は祇園祭のクライマックス山鉾巡行。
祇園祭は7月1日から始まり31日までの1ヶ月間京都の町の中はお囃子で華やいでいます。
京につゆがあけ なつがちかづいてくると
まちまちから、こんこんちきちん こんちきちん
ふえやたいこのひびきが よふけまでつづく
ちからづよく そしてかなしく
絵本「祇園祭」は田島征彦さんの処女作です。
絶版となっていましたが2005年に大型絵本で復刊しました。
田島さん自身ももう2度と絶版にはしたくないとおっしゃっています。
豪壮かつ華麗な祇園祭は平安時代、都で疫病が流行りそれを鎮めるため当時の国の数66カ国の66本の山鉾を立て、祇園の神様を祭ったことから始まりました。
17日は長刀鉾に乗っている稚児が刀でしめ縄を切ると、たくさんの鉾や山がいっせいに南に向かって動き始めます。
そのことから祇園祭は「太陽に向かっての行進、京都の男の心意気」と田島さんもあとがきの解説に描かれています。
日本三大祭りの一つとして、テレビでは宵宮祭や山鉾巡行、辻回しなど華やかな部分が取り上げられて放映されていますが、実際私も何のお祭りかよく知りませんでした。
この絵本では7月1日からの1ヶ月間を丁寧に描くことで、祭りの神事としての精神性や祭りを維持継承していく人々の心や思いが伝わってきます。
無数の人々の無償の力と伝統を受け継ぐ誇りによって、このお祭りが1100年前から脈々と続いてきたことに感動をおぼえます。
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