5月の読書
またまたお久しぶりです。
5月に読んだ本です。
ブログを始めてから、ブログネタのために本を読む・・
というちょっと追い詰められたような状態が続いてましたが、
今はブログのことは忘れて、気の向いた時に本を開く・・
というマイペース読書が定着して、
私的にはとても良い感じです。
更新は、これからも時々になると思います。
自分が感じたことを言葉にして、記す
という作業は大好きなので、
気の向いた時読書で
記事が書きたくなったら更新します。
先月は、川上未映子さんや綿矢りささんなど
初読み作家さん、若い作家さんの瑞々しい感性に
触れて、楽しい読書ができました。
2013年5月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:745ページ
ナイス数:192ナイスMayMeスタイルのソーイング (ソーイングpochee special)の感想
大人かわいいナチュラル服が、手間なく簡単にできます!著者さんが実際お店に出して販売されている洋服なので、デザインも洗練されていて、手作り感がありません。いろんな布で次々作りたくなります。
読了日:5月22日 著者:MayMe勝手にふるえてろの感想
中学時代の片思い相手のイチと現在目の前にいる全然イケてない彼ニ。この二人が章ごとに交互に出てくる。主人公の頭の中でのイケてない彼のイケてない批判がかなり面白くて楽しく読んだ。一方で片思いの相手のほうは、ずっと会ってないのに、頭の中でどんどん理想化されていく。片思いって、勝手に相手を作り上げていくんですよね。オタクな主人公が現実に目覚めるまでの過程が楽しく描かれている。
読了日:5月18日 著者:綿矢 りさ甘さほっこり、からだにやさしい 井村屋さんのあずき日和の感想
あずき大好きで、井村屋あずき缶は常備してます。ぜんざいやお餅以外に、あずきティラミスやあずきパンナコッタ、あずきコーヒーゼリーなと冷たい和スイーツや冷たいドリンクの方が多くて、これからの季節に重宝しそう。玉子焼きや肉じゃがあずきとか料理に入れる勇気は出ないけど‥
読了日:5月12日 著者:ひらいての感想
こんな小説初めてだ〜と唸るほど衝撃でした。片思いの彼と付き合ってる彼女と寝るとか!やってることは壊れててめちゃくちゃなのに、文章がうまくて重く深い!ぶっ飛び方と奥の深さと高低差のバランスも抜群。
読了日:5月11日 著者:綿矢 りさソーイング ポシェ vol.15 (Heartwarming Life Series)
読了日:5月3日 著者:すべて真夜中の恋人たちの感想
前半は、主人公の内向的な内面描写や人との関わり方がもどかしくイライラしながら読んでいました。でも終盤にきて、彼女に微かな変化が訪れて、物語が少し動き、でもまた静かに元に戻り静かに終わりました。その微かな動きに作者の思いのすべてが凝縮されていて、生涯忘れられない一冊になりました。切なくて辛いけど、前向きで清々しい気持ちになれる読後感も素敵。
読了日:5月2日 著者:川上 未映子
読書メーター
鑑賞メーターはこちら。
5月の鑑賞メーター
観たビデオの数:5本
観た鑑賞時間:527分プレミアム・ラッシュ [DVD]
NYの自転車でのメッセージボーイの映画。スピード感抜群で最高に面白かった。交差点に飛び込んだり、車の間をぬって走行したり、車に飛ばされたり‥と常に危険と隣り合わせで迫力満点。スタイリッシュな映像でNYの街の隅々まで楽しめる。ノンブレーキ自転車は日本でも問題になってたから、日本での公開はなかったんですよ。大きなスクリーンで観たかったな。
鑑賞日:05月31日 監督:デヴィッド・コープブロンド・ライフ
軽妙なラブコメを期待して観たら、意外と胸にずしんときました。予言者に余命一週間であると言われたレイニー。自分の余命を知り、人生を見つめ直す。最後のレイニーの台詞「いつでも、今日が最後の日だと思って生きる」といつか必ず来る最後の日のことを話すシーンにじんわりきました。でもしっとりした映画でもないし、コメディ部分もあるけど突き抜けてないし、妙に中途半端だったのが残念。アンジーが金髪が似合ってないのも残念。というか、金髪である必要もないと思うけど。
鑑賞日:05月23日 監督:スティーブン・ヘレク彼女を見ればわかること [DVD]
5人の女性の人生の岐路を描いたオムニバスストーリー。音楽があまりなく静かな映画。台詞がとても思くて心にじんわり響きます。私はとても好きな雰囲気の映画です。どれも一話が短く、急に終わった感があるけど、余韻に浸れます。
鑑賞日:05月22日 監督:ロドリゴ・ガルシアファミリー・ツリー [DVD]
重苦しい問題山積みな家族だけど、不器用な父を中心に繋がっていってる様子が微笑ましい。うまくいかなくても、ハワイの美しい自然の風景や音楽が和ませてくれる。ラストのキルトのシーンで心が一つになれた家族を象徴していて胸にきた。
鑑賞日:05月13日 監督:アレクサンダー・ペインワン・デイ 23年のラブストーリー [DVD]
エマとデクスターの23年間の7月15日だけを切り取った作品。思い合っているのにすれ違いばかりでもどかしかった。やっと幸せになれると思いきや‥の展開でこの映画の深みが増した。ラストの回想で出てくる‥あの日one dayが素敵で切なく、23年の重さを感じた。
鑑賞日:05月09日 監督:ロネ・シェルフィグ
鑑賞メーター